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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
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芥川直木賞から本屋大賞へ

今回の芥川賞、直木賞の受賞者は実力や作品内容とはべつに話題性に乏しいなと思いました。
近年に限らずこの傾向は長いこと続いていて、女子高生だった綿矢りさが受賞して以来
なかなか世間的に凄い評判になるってことはなくなってきたのが残念なところです。

たいてい今の直木賞、芥川賞で注目されるのは、美人かどうかくらいですからね。
男性作家は負け組ニートで一過性の話題になったのが最近あったくらいで
哀しいことにかつてのような大人気流行作家へと押しあげる起爆剤とはならないようです。

もっともブームを巻き起こしたのは石原慎太郎のときはすごかったらしいですね。
後に大人気俳優となる弟である石原裕次郎の遊び仲間から聞いたという話を題材にして
大学の同人誌の穴埋め原稿として2日間で書かれた『太陽の季節』が芥川賞を受賞し、
主人公の青年が彼女の前で障子をチ○ポで突き破ってみせるという過激な描写もあり
さらに一橋大学の現役大学生という最年少の受賞者にして二枚目ということで
ちまたの青年はみんな石原慎太郎の髪型を真似た「慎太郎カット」にして
「太陽族」を名乗っては湘南をはじめとする夏の海へと繰り出したものらしいですよ。
兄慎太郎のごり押しで弟裕次郎を端役ながら『太陽の季節』の映画に出演させ
その後の慎太郎原作映画『狂った果実』では主演となり国民的ヒーローにまで仕立てたくらいですからね。

しかし現在の直木・芥川賞受賞作品にも受賞者にもそんなブームは起こせそうにもありません。
あれだけ革新的だった作品で戦列デビューを飾った石原都知事が両賞の選考員であり
しかももっとも保守的な評価をくだしているというのもおもしろいにはおもしろいんですけどね。
ちなみに受賞作『太陽の季節』は時代性と先取りしたことで高い評価と人気を獲得したものなので
いま読みかえしてみると、おそろしくつまらないというのも皮肉なものです。

そんな凋落しつつある直木・芥川賞に対して、勢いがあるのは本屋大賞ですよね。
この本屋大賞をとれば、まずベストセラーは確実となっているのが現在の風潮です。
ノミネートされただけでも、たいていドラマ化、映画化されてしまうくらいですからね。
まあ、ある程度、売れていないとノミネートされにくいという面もありますけど。

選考委員は現役書店員ということで、老害化しやすい文壇の重鎮が評価する賞よりも
「いまの空気感」といったものや「流行の兆し」なんかに敏感なところが
読者の目線に近いために、受賞作品が読者に受けいれられやすい理由なんでしょうか。

なんにしても各文学賞には結果的に読者が喜ぶ作品を選出してほしいものですね。
と他人事のように書いてみました。

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