SNSヤンキー愛羅武勇~過去は美化され伝説へ
なにやら【ヤンキー愛羅武勇】(通称ヤンラブ)なるSNSができて話題になっていました。
私もさっそく登録しようと思ったのですが、どうやら大人気らしくPCからの登録は一時停止中とのこと。
まあ、携帯から登録するのもなんなので、様子しているところです。
しかしプロフィールに【補導歴】や【逮捕歴】なんて項目はらしいですよね。
とはいえ、武勇伝(という名の犯罪自慢)なんて日記に書こうものならサイバーポリスに目をつけられて
逮捕されるかもしれませんが、きっとそんなことアウト・オブ・ガンチューな命知らずだけが
登録する硬派なSNSなんじゃないかと勝手に想像しています。
しかしヤンキーとかツッパリとか不良とか、いろいろと呼称があり、時代によってもちがうのですが
一般的に過去ほど美化されてしまうというのは、どこの世界でもあることです。
今でも「昔の不良は仁義があった」とか「不良同士は喧嘩してたけど一般人に手はださなかった」とか
まことしやかに語る人もいますが、実際のところは今も昔もたいして変わりません。
凶悪犯罪についていえば、現在のほうがおとなしいでしょう。
かつては「名古屋アベック殺人事件」とか「女子高生コンクリート殺人事件」なんて
レイプしまくり、殴るわ蹴るわ、火をつけて火傷を負わせ、命乞いする被害者を笑いながら殺してゆく……
サイコパスでもやらないような残虐な殺人を平然とやってのけていた不良少年少女たちがいたわけです。
人の記憶というのは曖昧で、しかも世代が変われば、まるで別物へと変わってゆきます。
文字も読めない無教養で殺す、奪う、犯すしか知らない野蛮人でしかない連中も
数百年の時を経れば、やがて崇高な「騎士物語」として讃えられることになるし
今も昔も変わらないヤクザ稼業も「仁侠」だ「侠客」「渡世人」なんて洒落た名前がつくわけです。
「伝説」には人の望む姿を投影するものです。人は信じたいものしか信じません。
たしかに騎士道をわきまえた騎士もいたでしょうし、仁義にあつい侠客もいたでしょう。
もしかしたら常に高潔な人物ではなく、単なる気まぐれで人助けしたにすぎないかもしれません。
しかし多くの人が、そうであってほしいと願えば、やがてそれはあたかも事実として扱われようになります。
作品を書くにあたって英雄伝説なんかをとりあげることもあるでしょう。
そのとき事実と伝説の差というものをどのように描くかというのも、
おもしろさを拡げてくれるネタのひとつとなっています。
Chechttp://lanovelien.blog121.fc2.com/blog-entry-664.htmlk
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まあ、携帯から登録するのもなんなので、様子しているところです。
しかしプロフィールに【補導歴】や【逮捕歴】なんて項目はらしいですよね。
とはいえ、武勇伝(という名の犯罪自慢)なんて日記に書こうものならサイバーポリスに目をつけられて
逮捕されるかもしれませんが、きっとそんなことアウト・オブ・ガンチューな命知らずだけが
登録する硬派なSNSなんじゃないかと勝手に想像しています。
しかしヤンキーとかツッパリとか不良とか、いろいろと呼称があり、時代によってもちがうのですが
一般的に過去ほど美化されてしまうというのは、どこの世界でもあることです。
今でも「昔の不良は仁義があった」とか「不良同士は喧嘩してたけど一般人に手はださなかった」とか
まことしやかに語る人もいますが、実際のところは今も昔もたいして変わりません。
凶悪犯罪についていえば、現在のほうがおとなしいでしょう。
かつては「名古屋アベック殺人事件」とか「女子高生コンクリート殺人事件」なんて
レイプしまくり、殴るわ蹴るわ、火をつけて火傷を負わせ、命乞いする被害者を笑いながら殺してゆく……
サイコパスでもやらないような残虐な殺人を平然とやってのけていた不良少年少女たちがいたわけです。
人の記憶というのは曖昧で、しかも世代が変われば、まるで別物へと変わってゆきます。
文字も読めない無教養で殺す、奪う、犯すしか知らない野蛮人でしかない連中も
数百年の時を経れば、やがて崇高な「騎士物語」として讃えられることになるし
今も昔も変わらないヤクザ稼業も「仁侠」だ「侠客」「渡世人」なんて洒落た名前がつくわけです。
「伝説」には人の望む姿を投影するものです。人は信じたいものしか信じません。
たしかに騎士道をわきまえた騎士もいたでしょうし、仁義にあつい侠客もいたでしょう。
もしかしたら常に高潔な人物ではなく、単なる気まぐれで人助けしたにすぎないかもしれません。
しかし多くの人が、そうであってほしいと願えば、やがてそれはあたかも事実として扱われようになります。
作品を書くにあたって英雄伝説なんかをとりあげることもあるでしょう。
そのとき事実と伝説の差というものをどのように描くかというのも、
おもしろさを拡げてくれるネタのひとつとなっています。
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