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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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アンテナの高い人ってどうなの?

最近、よくブログ記事なんかを読んでいると「アンテナの高い人」という言葉がでてきます。

たとえば「Twitterはアンテナの高い人しかフォローしない」とかなんとか。
まあ、意味としては情報リテラシーの高い人、情報収集能力に長けた人みたいな意味なんですけど
高所設置アンテナに喩えるところが、ものすごくアナログでノスタルジックな感じもしますw
今の時代、高性能=高所設置とはいいきれないですからね。
「メートルがあがる」なんて死語を思いだして、ほくそ笑んでしまいました。
(昔の俗語の意味なんてわからるかという人のために記事の最後に意味を書いておきます)

そんな語感ははどうでもいいのですが、このアンテナの高い人というのは
自分以外のアンテナの高い人を見つけるのが巧いんだそうです。
普通の人というのは、まず情報感度が鈍いので、入ってくる情報の絶対量が少ないし
玉石混淆、真実と嘘が交じった情報から、どれが有用な情報かなかなか選別できないのですが
このアンテナの高い人(こんなことを書いているとチデジカをイメージしてきてしまいますが)は
とてつもない情報量から、有用な情報だけをフィルタリングする特殊能力があるわけですよ。

特殊能力といっても超能力でもテクニックでもなく、よく訓練されて修得した一種の勘なんですね。
よく物事の真贋を「匂いでわかる」なんて言いますが、このアンテナの高い低いも同様なんでしょう。
そして、このフィルタリングというのがくせものです。
言ってみればアンテナの高い人は情報収集の効率化のために、他のアンテナの高い人の発信する
フィルタリングされた情報を入手して、それをまたフィルタリングして発信するわけです。
こうなるとフィルタリングの応酬の様相を呈して、巡り巡るのはフィルタリングされまくった情報となります。
途中でフィルタリングにひっかかってしまった本当に有用な情報があるかもしれませんが、
そこは効率重視なので、そういう情報は残念ながらなかっことにするしかありません。
そうならないためにも情報源(フィルター装置)である自分以外のアンテナの高い人の見極めが重要となります。

とはいえ、このようにムダを省くことが必ずしもいいというわけではありません。
多くの物事を決断を迫られる経営者には最適かもしれませんが
作家を含めクリエイターの仕事をしている人には最適ではありません。
アンテナが高いに越したことはありませんが、やはりムダの中、雑音の中、無意味の中から
新しい面白い発想が生まれるということが長い人類の歴史には常に起こっているわけですよ。
ホイジンガーの『ホモ・ルーデンス』のようなものです。

とはいえ、どうも作家志望者の中には最低限のアンテナ感度もない人、
たとえば社会情勢や自分の興味ない分野の流行などについて無関心な人が結構いますので
ある程度はアンテナ感度を鋭敏にするように訓練してほしいですね。
そのためにも自分の専門外のことについて、いつも情報を発信している人たちの中から
「この人はいつも面白いこと言うな、ためになる情報を知ってるな」というアンテナの高い人を
最低でも3人は見つけて、常にモニターしてみてください!


【メートルがあがる】
メートルは計器のメーターのことで(なぜかフランス語読み)
メーターの針が上昇するのにたとえて、お酒を飲むほどに
酔って段階的に機嫌がよくなってゆくさまを表すことを意味する。
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