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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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オークは樫ではない<誤訳に注意>

中世ヨーロッパ風異世界ファンタジーでは樹木の名前として、そして魔法の杖などの材料として
よくオーク(ork)が出てくるかと思いますが、このとき和訳として「樫」の字を当てることが多いです。

しかし実は分類学上、誤りなですね。
なぜか未だに文学上ではオーク=樫という誤訳がまかりとおってしまっているのですが
オークというのは落葉樹なので、常緑樹の樫(カシ)とはちょっと違うんですよ。
どちらかというと落葉樹の楢(ナラ)と訳すべきなんです。
より正確にはorkの和訳はヨーロッパナラと呼ぶべきでしょうが、これでは文学上よろしくないですね。

ちなみに樫と楢のちがいをwikipediaで調べてみると――

ナラとはブナ科コナラ亜科コナラ属コナラ亜属のうち落葉性の広葉樹の総称。
日本自生種ではクヌギ、ナラガシワ、ミズナラ、シノニム、カシワ、コナラ、アベマキなど。

カシとはブナ科の常緑高木の一群の総称。
日本自生種ではウバメガシ、アカガシ、イチイガシ、アラカシ、ハナガガシ、オキナワウラジロガシ
シラカシ、ツクバネガシ、ウラジロガシ、シリブカガシなど。

つまり基本的には広葉樹か落葉樹かのちがいで、同じブナ科の植物なんですね。
日本人にとってはカブトムシの大好きなクヌギとか、柏餅のカシワといった感じで
楢として、ひとまとめに総称する文化はあまりないんですよね。
普通に楢といったらミズナラのことを指します。

総称としてオークと呼ばれるのは世界で数百種類あるとされているので、こんな混乱がでてくるんでしょうね。
ちなみに葉の形状も様々あり、装飾デザインによく用いられるオーク=ヨーロッパナラは
実はギザギザしたカシワの葉と形状がよく似ていたりすることとか
またオークは高級木材ですが、日本でナラは雑木で、高級木材はカシなのも誤訳を生んだ原因だったのでしょう。

こういった誤訳や誤解はまだまだあるので、調べてみるとミスを防ぐだけでなく
思わぬネタになったりもしておもしろいですよ!
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