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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ベストセラーより駄作を読め!

書店でビジネス書コーナーを眺めると、名物社長の自叙伝みたいな成功物語がたくさんありますが
なかなか失敗した人の本というのはないんですよね。
まあ、自叙伝なんていうのは、成功者が自慢話をまとめて書籍化したようなものですから
出版したい人は多いわけですが、その逆の恥をさらすために本を書くという人はあまりいないんでしょう。

しかし成功例と失敗例とどっちが参考になるかといえば、それはもう断然失敗例です。
なぜかというと、そもそも”成功”というのは多分に”運”の要素が関係してきているんですね。
運も実力のうちではありますが、たとえ細○数○やド○ター○パの本を読んだところで
確実に運気が上がるわけではないですから、できるだけ幸運の女神に頼らなくても
自力で成功する秘訣が知りたいというのが本音でしょう。
ところが成功談には、そういった秘訣が書かれていることは、まずありません!

一方で失敗談というのは貴重なのです。
絶対に成功する法則なんてありませんが、絶対に失敗する法則というのはごまんとあるんです。
あのとき、ああしたから失敗した、全てを失ったなんていう経験談というのは黄金の情報です!
少なくとも読者は反面教師にして同じ轍を踏まなければ、失敗するリスクを確実に1つ減らせるのです。
必ず勝つ戦略というのはなくとも、非常に負けにくい戦略というのは存在しているのですね。

ビジネスにおいてだけでなく、小説創作においても同様です。
ベストセラー、大ヒット作というのは、作品のクオリティだけで売れたわけではなく
その時の時流や出版社の宣伝方法、ネットや口コミの広がり方なんてものが大きく関わってきます。
殺人を犯した少年の所持品のひとつとして作品名が挙げられたことから世間で知られるようになり
ネット発で大ヒットしてしまうなんてこともあるわけで、どこで広まるかは誰にもわかりません。

しかし駄作には駄作たるだけの理由があるものです。
どこがダメだったのか? どうして読者に受け容れられなかったのか?
こうしたことを分析して、失敗例を戒めとして自分の作品の中で繰りかえさなければ
傑作への道を一歩、確実に前進することになるのです。
下手に大ヒット作の分析をしたら、パクリとされてしまうこともあるでしょうし
特にヒットした部分と関係ないところを参考にしてしまったりすることも考えられます。

あなたが単なる一読者なら、駄作に出会ったことは、本当にご愁傷様でした。
しかし、あなたが作家志望なら、駄作に出会えたことは、まさに僥倖です!

◆ITベンチャーの最有力候補だった社長の転落物語


◆安易にフランチャイズビジネスに手を出した人たちの失敗談

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