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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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アリの世界でもいじめはあるから

最近、特に問題とされていますが、一口にいじめはよくないといっても
実は昆虫のアリの世界にもいじめはあるわけです。
同じ遺伝子を持っているはずのアリ同士ですらいじめをやるわけですから
高度な社会性動物の世界においては人間だけがこれを逃れることはできないでしょう。

他にもアリの世界では全体の2~3割が働かずに怠けているという報告もあります。
これには理由があって、何らかの理由で大規模な損害が出て働きアリが激減してもいいように
巣という社会構造においては、あらかじめ補充要因として怠けているんだそうで
実際に働きアリを人為的に減らすと、怠けものアリは真面目に働きだすそうですし
それでも全体の数割におよぶ一定数のアリは働かないということです。
これは生存競争的に全てのアリが働いている巣よりも、怠けているアリがいる巣のほうが
生存して生き残りやすいという理由に基づくんでしょうね。

ですからいじめも生物学的には何らかの合理的な理由があるわけです。
たとえば、いじめは閉鎖環境で起こりやすい現象です。
高度に発達した共同体においては弱者や無能者はそれなりに生き残れてしまうんですね。
草食獣の群なら怪我をしたり病気になった個体は群れについていけず、
はぐれるなり肉食獣に襲われるなりして淘汰されてしまいますが
数千数万と個体数が多く、しかも巣といったシェルターがある場合には
餓死する危険性も外敵から襲われる危険性も少ないわけで自然淘汰されにくいわけです。

そうなるとアリたちは故意に自分たちの手で淘汰しないと巣の効率が悪くなってしまう。
だからこそいじめによって殺すなり追放するなりして淘汰しようというのが本能的行為なんでしょう。
とはいえ、これは個性のないクローンばかりのアリの世界の道理ですけどね。

しかしヒトであってもいじめが合理的な生存本能に基づく行為であるなら
単純に理性で抑えろといっても簡単にはできるものではないということです。
群れにとってメリットを生まない弱い異質な個体を排除しようという種の本能をなくすことは
百年や千年の短期スパンでは不可能でしょう。少なくとも百万年単位の時間が必要です。

そういうことをわかったうえで、ヒトはどうすべきかを考える必要があるでしょう。
その答えを小説の中で提示するというのも、ひとつの解決策かもしれませんよ。
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