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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
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イギリス料理はなぜマズいのか?

案の定、ロンドン五輪での選手村食堂の味の評判はいまひとつのようですね。
英国料理のマズさというのは「世界中に英国料理店を見かけない」という理由で有名ですよね。
名物といえばフィッシュ・アンド・チップスくらい……お酒は美味しいと評判のものが多いんですけどね。

もともとがヴァイキングの打ちたてた国家ということで基本が粗食です。
フランスはイタリア生まれの王妃カトリーヌ・ド・メディチによってイタリア料理が持ちこまれ
テーブルの窪みに直にスープを入れ、短剣と手づかみで食べていた従来のフランス料理を
陶磁器の皿と銀製のナイフとフォークで食べる文化へと洗練させて、ルイ14世の頃に開花するわけですが
イギリスはというと、そういう契機が歴史的になかったのが禍しました。
北米のみで南米の植民地もなかったので、間違いのないトマト料理も発展しませんでしたし……
唯一、飢饉に強いジャガイモ料理がメジャーになった程度なわけです。

でも粗食だから彼らの現在の料理がマズいかという理由にはなりません。
素朴な料理だって素材の味を引きだせば、おいしい料理になるわけですから。
ところが、そうならない理由があるのです。
まずイギリス人には「下処理」「臭み消し」といった概念がほとんどありません。
というか、どうやらイギリス人は食材の臭みというのが、あまり感じない文化のようなのです。
生まれたときから食べていれば、そういうものなのかもしれませんが外国人には堪えられません。

イギリス以外では生臭いもの、ちょっと鮮度の悪い食材について、たっぷりの香辛料や濃いソースで味つけして
いい意味で味をごまかすことで料理というのが発展してきた側面もあるわけですよ。
なんせ、かつては黄金と同じ値段で胡椒が取引されたのも、うまい料理が食べたいがゆえのことですから。
ところが香辛料をほとんど使わないというか、調味料というと伝統的には塩と酢しか使わないのが英国料理です。
しかもブラジル料理のように強い塩加減というわけでもなく、やたら薄味なんですね。

つまり食材の持つ臭みそのままに薄い塩味だけという英国伝統料理が美味しいわけがないのです。
特に魚の鮮度にこだわるし、肉の獣臭さが苦手な日本人には天敵のような料理なんですね。
よって食べられるものというとフィッシュ・アンド・チップスかマッシュポテトしかなくなるわけです。

ところ変われば料理も味も変わるというわけで、ファンタジー小説を書く人は
料理についてもこだわってみると、意外な切り口になってくれるかもしれませんよ。
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