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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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外交交渉しにくい日本人の性向

昨今、領土問題でニュースが賑わっていますが、ますます日本国内のナショナリズムは加速しそうです。

されにしても日本人というのは今も昔も外交交渉が苦手です。
なぜかというと、そもそも日本人全体の性向とか考え方が海外と大きく違うことが主な原因なんですね。

つまり日本人として交渉に臨もうとすると、できるだけ相手に対しても譲歩してあげようと考えてしまいます。
そのため相手の要求に対しては、ついつい笑顔でOKしてしまうんですね。
それは、こちらが譲歩すれば相手も譲歩してくれるだろうという考えのもとであって
これで双方がよりよい条件で気持ちよく交渉できるだろうという思惑なんですよね。

ところが外国としては、こちらが譲歩すれば、相手も譲歩するということはないんですね。
簡単に譲歩するということは、もっと要求してもいいだろうという考えに基づいてより厳しい要求をしてきます。
外交団としても激しい議論の上により有利な要求を相手国に飲ませることが本国での評価になるのですから
ふたつ返事でOKされた条件で自国に戻っては、能なしあつかいされてしまうわけですよ。
だから議論をするためにもより強い条件を持ちだす。しかし、それを日本は笑顔で了解してしまう。
ならばともっと強硬な案を出すと、これも認められてしまうので、しかたなくもっと強くでる……

しかし日本人としては、ここまでこちらが譲歩したのに、相手は譲歩するどころかつけあがるばかりだ!
こんな相手とは交渉していられないと、一気に交渉決裂し、ついには戦争になってしまうんですね。
戦前、英国の外交団はたびたび日本の外交団とのこんなやりとりに当惑してしまったそうです。

例えるならショッピングで妥当な相場を100円と予想するなら、まずは50円くらいで打診して
相手が150円だというところを、交渉を重ねて100円からいくら安い値段で交渉をまとめるか
その差額こそが交渉の成果とみなすわけですよ。海外での値引き交渉なんてこんなものですよね。
それが日本人だと「50円でいいよ」と即答されてしまうので、これでは成果にならない。
だから「それなら10円でもいいよね」と言うと「おまえなんか客じゃない」とキレられて追いだされてしまう……

まあ、日本人同士というか善意ある人同士なら譲歩しあう交渉こそベストですが
利己的な人との交渉では、いかに相手を脅したりすかしたりして言いくるめるかが鍵なんですよね。
相手によってスタンスを変えてゆくことが重要だったりします。

小説なんかで交渉シーンはよく出てくるので相手の思惑をどう制するかなんて考えなければいけないですから
こういう交渉ごとにも興味を持って調べてみると、いろいろとおもしろいと思いますよ。
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