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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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男女で違う作家の描く友情【女子編】

前回は男性作家の描く友人関係について分析してみましたが
今回は逆に女性作家の描く友人関係について考えてみたいと思います。
とはいえ、私自身が男ですので、完全に理解しきっているわけではないのが痛いところですが……

男性同士の友人関係が主に「腐れ縁」によって構成されているとするならば
一方で女性同士の友人関係というのは「相互承認」によって構成されていると言えるでしょう。
どういうことかというと「わたしたち友達だよね?」「もちろん友達よ」ということで
お互いが友達であることを確認することで、友人関係が成立するという構図です。
なので一方が友達であることを承認しないと破綻してしまいやすいんですね。
しかもことあるごとに友達であることを有形無形のかたちで確認しあわないといけません。
男性から見て女性の友人関係のつきあいやなれあいが面倒に思えてしまうのは
この友情の相互確認について、男は必要としていないからでもあります。
しかし女性同士にとっては友情を維持するために必要な事柄なので
面倒だとは思っていないし、おそらく半ば無意識で行っていることもあるでしょう。

そして友情を確認するためには、言葉だけでなく”なんらかのカタチ”を必要とします。
カタチとはイベントといっていいかもしれません。
男には縁さえあればいいので、お互いのあいだに特にイベントは必要ありませんから
友達でいる理由というのが曖昧であり、それがゆえにゆるくつながりますが
女性間では、かなりタイトな関係になりやすいともいえます。

女子の仲良しグループがつるむのもそうした緊密性はゆえであり
単に一緒にいて楽しいから一緒に行動するといった行動原理だけではなく
友達であり続けるために一緒に行動するといった意味合いも強いんですね。
うがった言い方をすれば相互監視的な意味合いさえあるといえます。

そういわけで、女子同士の場合、男子のような「悪友」は生まれにくいんですね。
悪友みたいな友達でいることによって自分に不利益になるけど、
馬が合うからというだけで、つるむような友達はあまりありません。
相互承認が必要なので自分にとって益になると認めないと友達にならないからです。
自分にとって、どういうかたちにしろ「居心地がいい」とか「引き立て役になる」とか
そういう友達でいることの理由がなければならないんですね。
よくも悪くも打算的なんです。ただし意識的にやっているわけではないようです。

ですから女性の描く作品の主人公の友達は男でも女でもたいてい相談役になりやすいんですね。
逆に男性の描く友達といえば悪友なのでトラブルメーカーがつきものですよね。
そういった対照的なスタンスの違いから差異をわかってもらえるといいのですが
これを描きわけるというのは、とても至難だということだけはわかってください。
前回は男性作家の描く友人関係について分析してみましたが
今回は逆に女性作家の描く友人関係について考えてみたいと思います。
とはいえ、私自身が男ですので、完全に理解しきっているわけではないのが痛いところですが。

男性同士の友人関係が主に「腐れ縁」によって構成されているとするならば
一方で女性同士の友人関係というのは「相互承認」によって構成されていると言えるでしょう。
どういうことかというと「わたしたち友達だよね?」「もちろん友達よ」ということで
お互いが友達であることを確認することで、友人関係が成立するという構図です。
なので一方が友達であることを承認しないと破綻してしまいやすいんですね。
しかもことあるごとに友達であることを有形無形のかたちで確認しあわないといけません。
男性から見て女性の友人関係のつきあいやなれあいが面倒に思えてしまうのは
この友情の相互確認について、男は必要としていないからでもあります。
しかし女性同士にとっては友情を維持するために必要な事柄なので
面倒だとは思っていないし、おそらく半ば無意識で行っていることもあるでしょう。

そして友情を確認するためには、言葉だけでなく”なんらかのカタチ”を必要とします。
カタチとはイベントといっていいかもしれません。
男には縁さえあればいいので、お互いのあいだに特にイベントは必要ありませんから
友達でいる理由というのが曖昧であり、それがゆえにゆるくつながりますが
女性間では、かなりタイトな関係になりやすいともいえます。

女子の仲良しグループがつるむのもそうした緊密性はゆえであり
単に一緒にいて楽しいから一緒に行動するといった行動原理だけではなく
友達であり続けるために一緒に行動するといった意味合いも強いんですね。
うがった言い方をすれば相互監視的な意味合いさえあるといえます。

そういわけで、女子同士の場合、男子のような「悪友」は生まれにくいんですね。
悪友みたいな友達でいることによって自分に不利益になるけど、
馬が合うからというだけで、つるむような友達はあまりありません。
相互承認が必要なので自分にとって益になると認めないと友達にならないからです。
自分にとって、どういうかたちにしろ「居心地がいい」とか「引き立て役になる」とか
そういう友達でいることの理由がなければならないんですね。
よくも悪くも打算的なんです。ただし意識的にやっているわけではないようです。

ですから女性の描く作品の主人公の友達は男でも女でもたいてい相談役なんですよね。
逆に男性の描く友達といえば悪友なのでトラブルメーカーがつきものですよね。
そういった対照的なスタンスの違いから差異をわかってもらえるといいのですが
これを描きわけるというのは、とても至難だということだけはわかってください。
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コメント

from 鉄
なるほど、そういえば少女漫画では「トラブルメーカー」として出てくる子はいても「悪友」というのはあまりいない気がします。

ところで、文章が二回繰り返しになっちゃっていますよ。

from リン
大変興味深く読ませていただきました。
実は古くからの友人との関係に不満を感じていたのです。友人が非常に不誠実になったように思え、なのに相手はヘラヘラして真剣に応じてくれない、と。
おそらく友人は男性型の「腐れ縁」に頼る友人関係を望んでいて、私は女性型の「相互承認とイベントによる再確認」型の関係を望んでいたのだと思います。
友人は一度友達になったら「釣った魚にエサはやらん」とばかりに私を放置して、面倒くさがりました。私は会話や情報交換によって「イベントによる再確認」をしようとしましたが、互いに最近知ったこと・起きた出来事を話そうとしても私が話したことの10分の1も話さない、てきとうに相槌を打つだけで、お願いしたことも実行しません。「言葉のキャッチボール」というなら、私が投げたボールを返してこない、だから私はボールを失っては購入し、もうボールを買うのももったいなくなりました。相手は私が投げたボールを溜め込んで転売して儲けてるのかと、悔しくなりました。
そして貴方の言う、男性の友情のもうひとつの欠点である「腐れ縁」も。友人はコネのためにボランティアなどを引き受け、私にも肉体労働による活動への参加や署名を要求してきました。腐れ縁を頼りに。
貴方の文章からは、男性の友情は良くない結果ばかりを招くと解釈できました。逆に女性の友情は計算高く見えるけど結果として自分に良い結果をもたらす、と(ただ、主人公の相談役にされる子は腐れ縁で苦しんでるかもしれない、とも思えますが)。そこで私は決意しました。女性型の友情を選ぶことを。友人と別れることを。
SNSのように相互承認のシステムのなかで友情を作っていこう。腐れ縁に頼り、友情の確認を怠る奴とは縁を切ってしまえ、と。悪友と一緒にいてもトラブルに巻き込まれて損をするだけ。ならば悪い友は消えてしまえばいい。誠実な相手と承認し合っていこう、と。
友人のプレイしてたゲームにも、長い間キャラを放っておくとプレイに悪影響を与える「爆弾」というシステムがありました。私の爆弾も限界でした。そんなとき、貴方の文章で決心がつきました。
もうその友人とは電話にも出ず手紙も応じません。安否確認を頼まれたと警察官が来たときも、門前払いをしてもらいました。
もちろん貴方の文章で決意したことは話していません。奴が逆恨みしたら大変ですから。あくまで私の決断であり、長年の「腐れ縁を盾にした不誠実」が口実です。
ご自身の文章でこのようなことが起きた事、不本意だったかもしれませんが、文章を書いて食べていく人間ならば、自分の書いた文章が、社会や人々に与える影響は想像以上に大きくなることもあることは理解してると思います。
私は貴方に感謝しています、背中を押してくれたことを。これからは友人になる人物を慎重に選抜して、互いに良い影響を与えられる善良で誠実な人とのみ、つきあうことにします。そして自分が選抜で不合格にならないように、知識・人格ともに良い人間になるよう努力していきたいと思います。
ありがとうございました。

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