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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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誤解されるサイコパス(1)

興味があってサイコパスについて、いろいろと調べてみたんですが、なかなかおもしろいことがわかってきました。
サイコパスをあつかった小説というと貴志祐介さんの『黒い家』や『悪の教典』なんかが映画化されたりして
日本ではもっとも有名な作品なんじゃないでしょうか。
しかしネット上にサイコパス扱いされている人の大半は正確にはサイコパスではないということ。
それはサイコパスではなくソシオパスなど他の人格障害、あるいは単に性格の悪い人でしかないんですね。
単なるレッテル張りの悪口になっていることも多いのが現状のようです。

本当に優秀なサイコパスというのは、才気あふれ、人受けがよく、魅力的でカリスマがあるように見えます。
被害者は誰しも魅了され言いなりになってしまい、利用し尽くされてボロ雑巾のように捨てられても
まだそのサイコパスを信頼している人までいるくらいなんですね。
普通の人がサイコパスの見せかけの姿を暴いて、その本性を晒す機会は非常に少ないといっていいでしょう。

では、そもそもサイコパスとはどんな人なのでしょうか?
まず遺伝と環境の問題がありますが、サイコパスになるかどうかは遺伝で決定します。
ただし破壊衝動を伴うかどうかといった方向性は環境と密接に関係しているようです。
サイコパスだからといって誰もが暴力的とか破壊的なわけではないのです。
サイコパスは最初からサイコパスとして生まれてくるものであり、その治療は現代医学では不可能、
なによりもサイコパス自身が治療をすることを望んでいないという現実があります。

そして彼らの最大の特徴というのが「良心が完全に欠如している」ということです。
だから罪を犯しても反省することもなければ、自責の念にかられることもありません。
また他者に関して無関心であり、愛情というものを感じることもありません。
とはいえ、もちろん美人(ハンサム)を好むし、性欲もあります。結婚もすれば子供も作ります。
ただし愛情を微塵も感じていないので、完全に合理的な損得勘定からか(相手が高収入や資産家など)
もしくは美しい妻や優秀な子は自己の世間的評価高めるためのトロフィー的存在として
しか認識していなかったりするんですね。
だから必要がなくなれば完全に興味を失うし、邪魔になれば我が子でも殺すことに躊躇しません。

ただしアメリカの人口の4%、つまり25人に1人(日本は文化的環境要因でもっと低い確率らしい)は
サイコパスということですから、全てが連続殺人鬼になるわけではありません。
たしかに犯罪をおかす確率は高いのですが、ほとんどのサイコパスは殺人などの重大犯罪を犯しません。
いろいろなかたちで社会に入り込んで暮らしているのです。サイコパスだけでは生きていけないので!

そして良心がないので、この弱肉強食の社会においては出世しやすいのも事実です。
優秀な頭脳を持った一部のサイコパスは、法を破ることも、人を欺くことにも抵抗がないので
文字通り手段を選ばないことで、社会的な成功を勝ち取りやすいのも当然です。
彼らは政治家、経営者、弁護士、医師、教師といった人を支配することのできる職業を好みますし
そういう職業に就くことで頭角をあらわすことが多いんですね。
なぜなら愛を感じることのできないサイコパスにとって人間関係とは支配するかされるかの上下関係のみで
好き嫌いは自分にとって利用価値があるかないかでしか判断基準でしかないんです。

彼らにとって人生とはゲームであって、他の人間はゲームの駒でしかないのです。
誰もがチェスで相手の駒をとることを躊躇しないでしょう。それがルールで可能だからです。
サイコパスも同様にゲームの駒である他の人間を騙したり、苦痛を味あわせたり、殺したりすることに
まったく躊躇しないしません。なぜなら、そうすることが可能だからです。そこに善悪はありません。
それどころかゲームで勝つとうれしいのと同じで、人を蹴落とすことに快感さえ感じるのです。
他者を支配すること、それがほとんどのサイコパスの目的であり、この支配ゲームのために生きているのです。
そういうことでしか他者や社会と関わることができないからというのもあります。

こういうふうに書いてゆくと、なんだかクールでカッコいいとか、有能みたいな感じもしますが
けっしてそういうわけではなく、いかに優秀なサイコパスでもやがて自滅してゆく運命にあります。
そのことについては、また次回にでも。
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感動www

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