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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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最近の児童向けアニメ事情と敵役のことなど

そういえば、ふと思ったことなんですが、最近テレビアニメというと、ほとんど深夜アニメです。
しかもライトノベル原作のラブコメだったり、大人向けの濃厚な内容のものばかり……
あとは少年ジャンプ原作か、アンパンマンといった幼児向けアニメがあるくらいでしょうか。

仮面ライダーや戦隊物、プリキュアなんかもありますが、どうも最近の作品は
かつてないほどに商業主義的で、これでもかと言うほど子供たちにグッズを買わせるために
存在しているような作品ばかりになってしまっているんですよね。
いい悪いに関係なく、そういう作品ばかりというのは選択肢の幅が狭くなってしまうので
いまの子供たちにとっては残念な環境なんじゃないでしょうか?

昔はというと世界名作劇場とか日本昔話とか、そういう児童文学や民話なんかを題材にして
関連オモチャを売るためではない作品が一定数存在していたし、根強い人気がありました。
オモチャ目当てではない作品のほうが再放送しやすいので多かったですしね。
今もローカル局やNHKのBSで何十年も昔の作品を細々と再放送はしていますが新作は皆無な状況です。

それに個人的な見解ですが、やっぱり記憶に残る作品って、キャラ物のアニメよりも
ストーリーのしっかりした作品のほうが子供心に印象に深く刻みこまれることが多いんですよね。
児童文学原作の『ガンバの冒険』に敵役として登場する白イタチのノロイはトラウマ級の怖さで
あれを見た世代の子供たちに多くのトラウマを残し、いまだに最兇の敵役とまで呼ばれていますしね。
ガンバを観てない人には、たかがイタチ、フェレットとしてペットになるような小動物が
なんでそんなにトラウマになるほど怖いのかとか理解できないかもしれませんが、とにかく怖かったのです。
未見の人はぜひ観てみることをおすすめします。
原作小説『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』もいいんですが
原作版ノロイはアニメよりも上品すぎて、アニメのあの残忍さにはちょっとものたりないかな?

作品の中で敵役を登場させるときにノロイの存在を知っているかどうかって
けっこう大きなアドバンテージになるかもしれませんね。
昨今は最後まで得体の知れない非コミュニケーション型の敵役が登場する頻度も高くなっていますが
主人公とコミュニケーションがとれないまったく異質な存在(映画のエイリアンとか)というのは
結局のところ物理的な強さばかりでしか恐怖を演出できないわけですよ。
いっぽうで対話可能な敵役というのは、主人公たちの心の弱さにつけこんで陰謀を巡らしたり
ささやかな希望を囁いては、直後に自ら踏みにじって主人公を絶望にたたき落とすなど
心理的な陰湿さや残忍さといったものから恐怖を演出することができるんですよね。

どちらのタイプの敵役をチョイスするかは作品しだいのところがありますが
基本的にビジュアル効果のない小説は後者のコミュニケーション型敵役のほうが有利でしょうし
読者の脳裏にトラウマになるほど強烈にイメージが刷りこむことになるでしょう。
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