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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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資金ゼロからゲームや映画そして書籍を作る方法

小説を出版しようとすると、通常は出版社を通して出版するわけです。
そして小説を書きたい人は山ほどいるので、その全ての人を出版社は相手をしてくれません。
基本的に新人賞を受賞するか、もしくは似た分野で実績があれば紹介もありえます。

それ以外は自費出版か同人誌で刊行するしかないんですね。
自費出版だと滅多に一般書店で取り扱ってくれないし、そもそも数十万とか百万とかお金がかかります。
電子ブックで自費出版も費用があまりかからず、楽に一攫千金を狙えるなんていわれたのが数年前ですが
まだまだ日本での電子書籍は未発達の段階です。
同人誌で儲けるにも人気作品の二次利用エロマンガでもないと、ウハウハ儲かるレベルには達しません。

ですが「ボードゲームが120万ドルを集めた秘訣」なんて記事がありまして
アメリカではコンピューターゲームではなく、紙とプラスチックでできたボードゲームの開発資金として
100万ドル以上、つまり日本円で億単位のお金を手にすることも可能となっているんですよね。
記事を読むとKickstarterというサイトを利用しているんですよ。
このサイトの仕組みは簡単で、ネットで企画書というかプレゼンして一般の人から資金提供を得るというもので
小口投資でもチリと積もれば山となる方式で、日本でもアニメとかでは同じシステムを利用してましたよね。

しかし小口だからといって普通の人はそうそう出資してくれるものじゃないわけですよ。
出資するしないは、やはり小口でも大口でもシビアなものです。
ただプロの投資家による利益目当てというよりも、その製品なり作品が欲しい、作って欲しいからの出資です。
ですので、いかに出資してもらえるように工夫するかが腕の見せどころということでしょう。

記事にあるボードゲームで120万ドルを集めたCool Mini Or Not社は従業員8人の零細企業です。
しかもミニチュアゲームが主力ということなので、テレビゲーム全盛の時代にあって
マイナーなボードゲームのさらにニッチなミニチュアゲームとなるとパイは小さいんですよね。
しかもミニチュアゲームというジャンルは私もやっているゲームズワークショップ社のウォーハンマーが
かなりのシェアを占有しているわけですから普通なら資金集めどころではないでしょう。

で、おもしろいなと思ったのが投資金額によって製品格差をもうけるという手法です。
つまり一定の額を投資すると「オマケ」がもらえるんですね。この場合はミニチュアフィギュアが。
そして最初は最低限のコンポーネント(内容)としてスタートしていくわけですが
資金調達の合計金額が一定のレベルを超えるごとに特典がついて豪華にもなっていきます。
10万ドルを超えたらフィギュアの数を増やすよ、15万ドル超えたら新モデルのフィギュアを足すよとか。
こうなると、そのゲームが本当にほしい人にとってはちょっとくらいの追加投資くらいなら
よりグレードアップされた豪華版のセット内容がほしくなるので、どんどん投資してくれるということらしいです。
もちろんいくらグレードアップしても小売り価格はそのまま据え置きですよ。

さらに購入時にも工夫がされていて、追加で10ドルだせばプロモフィギュア1体追加から始まり
さまざまな金額設定で専用ダイスセットがついたりとオプションが豊富になっていて
1500ドル追加で70体以上のゲーム用フィギュアがフルペイントになったりするんですね。
ゾンビサイドというゲームだと最高額の2000ドル(本体価格は100ドル)を出すと
その人の顔写真と希望の服装でオリジナルフィギュアを作成してくれるそうです。

ニッチなジャンルかつ小さな会社なだけに小回りがきくんでしょうね。
ですがテレビCMなど莫大な宣伝広告費などに予算がかけられないからこその工夫ですよね。
やっぱり大企業のメジャー製品ともなると、その価格の内そこそこの割合がCMの値段ですからね。

その製品が好きな人がより好きになるために作り手への応援としてより多くの資金提供するというのは
1円でも安いものを求めている世相にあってもより多くのお金を払って気持ちよくなる数少ない例です。

ライトノベルにもそういう工夫があると、また売れ方もちがってくるかもしれませんね。
1万部予約が入ったらイラストページ増量、5万部なら限定フィギュアをつける、
20万部ならアニメ化決定とかやると、その作品のファンにとっては、たまらないサービスでしょうね。

また資金ゼロで個人的にやる方法だってきっとあるでしょう。
残念ながらキックスターターは日本からだと資金提供できても資金募集はできないようですけど。
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