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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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気持ち悪さの解析

ちょっと前にテレビを見ていたんですが、そこに各界のマニア(素人)を集めて紹介する番組があったんですね。
で、その番組を見ていて思ったことなんですが、マニアとかオタクとかいうと
どうしても「気持ち悪い」というイメージが先行しがちだったりするわけですが、
どうして気持ち悪く見えるのかということをこの番組を見ていて、本当によくわかりました。

番組内では5、6人の素人であるオタクが登場するわけですが、もっとも気持ち悪く見え、
さらに番組内でも突っこまれていたのは、実はジャンル的にもっとも普通っぽい趣味のオタクでした。
かなりマニアックというか他に誰が同じ趣味を共有しているのかさえわからないような他のオタクたちは
独特の雰囲気を感じさせはしますが、まったく気持ち悪いという感じはしなかったんですね。

では、この気持ち悪く見えたオタクとそう見えないオタクとのちがいはどこにあるのでしょうか?
端的に言ってしまうと、基本としてはコミュニケーション能力の差なんですよね。
気持ち悪く見えないオタクたちは自分の趣味をそうでない人にいかにおもしろいものであるのかを
わかりやすく説明することができるし、そのトークに司会者や視聴者もついつい引きこまれまていきます。

ですが気持ち悪く見えるオタクはその説明がうまくできないんですね。
それだけでなく他人が理解していないのに自分だけでたのしそうにしてるところが不気味さを煽るのです。
もともと誰かにわかってもらおうと話していないのは、発声からわかるんですね。
普通の人は誰かに話すときは、相手に声が届くようにイメージとして前へと声をだしますよね。
それが気持ち悪さを感じさせる人は、誰かに話すときでも声を前へと発声せず
自分の口元、あるいは喉元に声を滞らせるような発声、つまり不明瞭なくぐもった発声をするんですよ。
地声のキーが高くても低くても、なんかこうこもった話し方をする人っていますよね。あれです。
しかも声量も伝える意志があるのかわからないほど小さいので、何を言ってるかよくわかりません。
ただでさえ他人が共感しにくい内容を、不明瞭な声で話されても、これをわかれっていうほうがおかしいです。

さらに会話の基本である視線を相手に向けるということも苦手なようなので
視線を合わせて話せば、その人に対して話していることがわかりますが、虚空を見つめられたりすると
誰に話しかけているのかよくわからないし、そもそも声も小さいから独り言とさえ思えてきます。
逆に凝視してくる人もいるので、、そういう人だと相手は不安感と恐怖を感じてしまいます。

そして話し方だけでなく、ボディランゲージについても気持ち悪く見えるものがあります。
それは動きが内向きで細かく、さらに会話内容と挙動が一致していないところです。
たとえるなら昆虫とかミミズのような動きといいましょうか、多くの人の生理的に受けつけない生物の動きです。
反対に言えば、あまり動かないか、動作を大きくゆったりと動けば気持ち悪く見えないんですね。

最後にこれはなぜかということがよくわからないのですが、気持ち悪く見える人は小道具が好きみたいです。
かつてマスメディア的にオタクの典型となった宅八郎氏もマジックハンドがトレードマークでしたが
私が見た番組でもっとも気持ち悪く見えた人もまた手にアイテムを持ってるんですね。
番組で紹介するために持参してきたものなんですが、自分の番が終わったらしまえばいいものを
なぜか番組中ずっと持っていて、これが気持ち悪く見える動作と相乗効果をだしてるんですよ。

人は理解しがたいもの、奇異なものを本能的に避けます。
だから気持ち悪く見える人というのは、相手に対して理解不能に見えてるからこそ、そう思われてしまいます。
不明瞭な発声と話し方、誰に話しているのかわからない視線、気持ち悪い挙動や仕草……
こういうものが相俟って気持ち悪く見えてくるんだということがよくわかりました。
もしもあなたの小説に気持ち悪い登場人物を登場させるときは以上の点を抑えていれば
かなりインパクトのあるキャラクターとなってくれると思います。かなりビジュアル的ではあるんですけどw

また自分が気持ち悪く思われたくない人は、以上の点を気をつければ
背格好や容姿とは関係なく少なくとも見た目が気持ち悪く見えることはまずありませんよ。
気持ち悪さというのは、動きをともなったときにこそ本領を発揮するもののようです。
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