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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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最近、ら抜き言葉が多いけど……

どうも最近ネット上の書きこみや素人ブログ記事を読むと、
昔から文法ミスと知られている、いわゆる「ら抜き言葉」がたいへん多く見かけます。

知らない人はいないと思いますが、一例を挙げておくと、
可能表現を表現したいときに「見れる」とやってしまうミスです。
正しくは「見られる」だというのは言うまでもないですが、きっと話し言葉ではついついやってしまうのでしょう。
どうもこの手の簡単な文法ミスが横行しています。

ちなみに日本語変換ソフトのATOKなんかを入れておくと「みれる」と入力して変換すると
《ら抜き表現》と表示されて警告されるようになっているので便利ですよ。
最近のワードを変換するにはgoogle日本語変換のほうが漫画の必殺技とかでも一発変換されて便利なんですが
ネット上のワードをデータベースにしているので、ネット上に多い文法ミスはそのまま変換されるのが欠点ですね。
ということで作家志望の方はATOKをおすすめしておきます。

ところで「慮る」はなんと読んでますか?
ついつい「おもんばかる」と読んでしまいますが、実はちがいますよね。
なぜかマヌケっぽい読みだったりするわけです。
ほかにも「依存」も「いぞん」と読むこともありますが、正しくは「いそん」ですよね。
このあたりはもうみんなが間違えるので、ついに間違った読みも正しい読みのひとつにまでなってしまいました。

あとは漢字の誤用なんていうのも多いですよね。
「汚職」なんて言葉がありますが、本当のところは「涜職」(とくしょく)なのは有名な話で
なぜ「涜職」が「汚職」になってしまったかというと、当用漢字にはない漢字は新聞に使用できないということで
新聞社的に「涜職」を「汚職」と言葉を換えて使ったのが、今では「涜職」なんて言葉は忘れられてしまいました。
こういう漢字をいつの間にか置き換えている言葉って多いんですよね。
「輿論」と書いていたのを「輿」が使えないため「世論」と置き換えて表記してしまったがために
本来は意味が異なる「よろん」と「せろん」の意味が混乱してしまったりもしています。
ちなみに「輿論」は「よろん」で、「世論」は「せろん」「せいろん」と読むのが本式です。
意味の違いは自分で調べてください。

あとは日本語の発音的は同じでも漢字が異なるというのも多いですよね。
ラノベを書いている人には「切る」と「斬る」を区別して書いている人も多いでしょう。
ほかにも「きる」は「伐る」「剪る」なんていう書き方もあります。
「切る」は万能的な用法で、「斬る」は斬首などと本来は刑罰を意味しますが剣や刀で人を切るというときも
また「伐る」は樹木の幹を斧などで切るときに「剪る」は同じ樹木でも枝葉に対して使ったりします。
それから「許す」と「赦す」を区別しない人も多いですよね。
「許す」は文字通り「許可」の意味であり、「赦す」は赦免など罪などを赦すときに使うものです。
なので「罪を許す」という表記は本来はまちがいとなります。

小説の世界ではこのように文字面が複数存在するときには、意外とかなで開いて表記することが多いようです。
「罪を赦す」ではなく「罪をゆるす」と書くんですね。
まあ「~と言った。」という表記でさえ「~と云った。」「~といった。」など3パターンもありますよね。
どれが好みかは作者しだいなわけですが、基本的に表記を統一するのが美しいとされるのが日本式です。
英語だと逆にできるだけ同じ単語は使わず類語を多用するのが教養が高い格調ある文章とされます。
たとえば「human」という単語を使ったら次の文章からは「man」とか「mankind」「human race」を使うとかですね。

小説を書くツールである文字であり単語であり文章について、いまいちど自分の作法や作風を考えてみるといいでしょう。
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