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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ツイッター小説の可能性

140字の文学賞誕生 ツイッター小説大賞

第1回Twitter小説大賞(ディスカヴァー・トゥエンティワン主催)の大賞が決まりました。
140字の文学ということで、小説というには、かなり制限があるのですが、
やはり大賞に選ばれたのはオチのある小咄やショートショートみたいなものではなくて、
散文詩のような余韻を残す叙情的な作品が選ばれましたね。

途中経過の作品をざっと眺めてはいたのですが、やはりそのときも印象に残った作品が大賞でした。
特に「うつむき加減できゅっと口元を引き結び」というところが、読者の創造力を高めてくれて
水曜日さんと呼ばれる彼女という存在がどんな人で、どうして宛名のない手紙を投函しに来るのかと、
とても不思議な印象を与えてくれる魅力的な作品にしあがっています。

ツイッターにポストできる140字以内では数少ない言葉で伝えるには、充分でないからこそ、
読者に行間を読ませるような描写というのが、とても大切になってくるんでしょうね。
もちろん長編小説においても、このような余韻のある描写をラストに書けるといいですね。

話は変わりますが、このようなスタイルの作品は新たな可能性があるとは思うのですが
一過性に終わらせないためにも、ビジネスモデルとして確立できるようにしないといけません。
やはり詩集のように、ある程度のクオリティを保ちつつ、数を書けないと難しいかもしれませんが
掌篇小説だからこそ詩とは異なる体裁として、連作短編として書き連ねられると面白いかなと思いました。


<大賞受賞作 作:bttftag>

 町の小さな郵便局に今週も彼女は現れた。局員たちに水曜日さんと呼ばれる彼女が今日差し出した手紙にはしかし宛名がない。「これじゃ届きませんよ」苦笑しながら顔を上げた彼の目に映ったのは、うつむき加減できゅっと口元を引き結び、真っ直ぐに彼を見つめる真摯な瞳だった。
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