L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

SEARCH

CONTENTS
LATEST
LINK
BOOKS

RSS
COUNTER

ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

なぜ村上春樹が好きな男はモテるのか?

最新刊もベストセラーとなっている村上春樹作品ですが、それにしてもすごい人気ですよね。
ラノベ志向でも作家志望なら少なくとも1冊くらいは読んでいるかと思います。

もし読んでいないというのであれば、現代作家を知るうえでも短編も多いので何作か目を通しておきましょう。
個人的におもしろいかどうかは別として執筆の参考になることがたくさんあると思いますよ。
何度も言ってますがラノベを書きたくてラノベしか読まない人はプロにはなれません。
理由については過去のブログにいろいろ書いたので今回は割愛しますが
もしラノベしか読んだことがないのにプロになったとしたら、きっとラノベすら読まなくてもプロになれたでしょう。

さて本日の主題ですが、なぜ村上春樹が好きな男性ってモテるのかについて書いていきましょう。
まず春樹作品の主人公というのは、かなり定型化していることが挙げられます。
最大公約数の設定を述べるなら、とりたてて何かあるわけでもないごく普通の青年であり、
それでいて過去のトラウマから常に孤独感を感じているみたいなタイプが多いんですね。
そして、ここが重要ですが、特に何をするわけでもないのに女にモテまくるのが最大の特徴です。
モテようと努力しないというか逆に寄せつけないオーラを出しまくっているのに女が寄ってくるわけです。
どのくらいモテるかというと、朝覚醒めるとなぜか双子の美人とベッドをともにしてるくらいモテまくりです。

なんというか、これって少女漫画にありがちな、女性の憧れる男性像のひとつなんですね。
小説なので容姿は平凡とか本文に書いてあっても、女性読者の脳内ではカッコよくイメージされているので無問題です。
ちょっと小難しいことを言っちゃったりするアンニュイな美形の青年なわけです。
少女漫画だとだいたい屋上とか非常階段の踊り場なんかに棲息しています。

で、そんな女性の求める男性像に対して男性はどう思うかというと、たいてい拒絶反応を示すわけですよ。
そこに共感なんてありません。だって春樹作品の主人公青年と自分は全然ちがう人種なんですから。
特にモテない男性や、モテることに粉骨砕身努力している男性の反発は大きいでしょう。
カネにもオンナにも不自由ないくせに何をくよくよ悩んでんだよ的な感じですよ。
で、こんな主人公青年に共感できる男性っていうのは、もう女の子にモテすぎた経験のある男しかいないでしょう。
つまり村上春樹好きな男性がモテるわけではなく、モテる男性が村上春樹好きなんじゃないかと思うわけですよ。

かくいう私もなにもしないでいるのに女の子にモテまくる主人公には幾ばくかの反発を覚えますが
長い人生のなかで遭遇した幾度かのモテ期の経験から主人公に共感できなくもないということもあり
個人的には熱烈なファンというわけではないですが、わりと雰囲気は好きだったりします。

それにしても、きっとこういう作品を書いてきた村上春樹氏は若い頃からモテモテだったんでしょうね。
しかし少年向けラノベは、青春時代にモテたかったという妄想と怨念によって産みだされるタイプの作品なので
かえってモテてた人にはハードルが高いジャンルとなってますので、非モテの人はどうぞ安心してくださいね!
関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://lanovelien.blog121.fc2.com/tb.php/896-a2049d97

HOME
広告: