L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

SEARCH

CONTENTS
LATEST
LINK
BOOKS

RSS
COUNTER

ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

創作者である君のイデアはなんですか?

きのうのつづきです。
キャラクターにとってイデアをしっかりと設定してあるかどうかが重要であること。
そしてキャラにイデアを構築するには、まず作者本人がイデアを自覚しているかが鍵になることを書きました。

きょうは、その作者自身のイデアについて、特にどこを考察すればいいのかについて説明していきます。
きのうも挙げたように物語で多用するイデアというのは、だいたいきまっているので
そこを重点的に押さえておけば、大丈夫なんですね。今回は3つのポイントについて考えてみてください。

まずは「恋愛観」です。
恋愛要素のない小説はまずありません。ここは絶対に押さえておきましょう。
そして男女の恋愛に限らず、また「愛」と「恋」を区別して考える必要もあります。
家族愛、隣人愛、友情なんかも、この項目に拡大して考えてみるとなおよいですね。
ひとくちに恋愛といっても、人それぞれ。
恋愛経験の差から処女童貞の人、普通に恋愛経験のある人、俗にいうヤリマンヤリチンの人と
3つに分類するだけでも、まったくちがう恋愛観を持っているでしょうし
他にも性別、年齢、環境、社会的地位、性的嗜好などさまざまに細分化されます。
そのなかで作者はどのタイプであり、それはどういうものかということをしっかり見極め
それからはじめてちがうタイプの人の考え方を理解するようにしましょう。

つぎに「死生観」です。
やはり物語において、死というのは重要なファクターになりうるものであり考えておくべきでしょう。
死とはどういうものか、死後の世界の有無、あるとすればどういうものなのか
作者自身の考え方や信仰はどういうものなのかを考えなおしてみましょう。
日本人はわりと漠然と考えていて、ときに天国と地獄の存在を信じていたかと思えば、
またあるときは生まれ変わりを信じていたりしていても、あまり矛盾を感じないんですね。
それはそれで構わないのですが、作品においては、やはり曖昧では物語のテーマもぼやけてしまいます。
そして死の対極として、生きることはなんなのかというのも重要な要素となっています。
そもそも物語とは主人公たちの生き様ですからね!
あなたにとっての生と死をしっかり見つめなおしてみましょう。

最後に「もっとも大事なもの」です。
あなたにとってもっとも大事なものはなんでしょうか?
それは物質的なものとは限りません。信念や理想といった見えないし触れないものかもしれません。
命を賭けても重要なものはなんのか? それとも命よりたいせつなものなどないのか?
命こそ最もたいせつだとしても、それは自分の命なのか、それとも別の人の命なのかとかですね。
たとえば愛する人ひとりと、赤の他人100人とどちらの命を優先するのかといったところです。
こうなると命のだけの問題ではなく、信念の問題にも絡んできます。
さて、あなたはなにを守るために生きているのでしょうか?


以上、この3つのポイントをしっかりと自分で客観的に見つめなおしましょう。
できればノートなどに書きだしてみるといいですね。
それが作者のイデアであり、たいていは主人公のイデアの基礎となります。
対してライバルや仇敵はあなたとは対極的なイデアを持っていることが多いです。
そうするとことでキャラにメリハリがつき、展開がおもしろくなるわけです。
こういうことを考えなくても自然にできてしまう人もいるにはいますが、
経験上、作家志望者の95%以上は無意識にできてしまうなんてことはありません。
無意識にできてしまうような天才は、このブログに辿りつく前にさっさと作家デビューしてますよ。
たとえ才能があっても、ほとんどの人は意識して考え、努力して身につけるしかないわけです。

孫氏曰く「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」です。
自分をよく知っていれば、キャラクターもよいものが生まれてくるものです。
関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://lanovelien.blog121.fc2.com/tb.php/898-0f1c4a10

HOME
広告: