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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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文体こそ個性をだすチャンス【文体技術向上特集2】

今回は2回めとなりますが、ここからが本番となります。

まず小説創作において文章を書く場合、読者に意味が通じるのは最低限のレベルだとすると
つぎになにが求められているのかといえば、それは作者である「あなたらしさ」なわけです。
個性的な文体こそ小説に求められる1つのかたちなんですね。

たしかに読みやすさも大事なんですが、世にいう悪文を個性にしてしまった作家も多いわけです。
文庫本1ページ分以上も句点がなく、ひとつの文章になっているとか、
十数ページにわたってシナリオのように会話文しかないとか、まあ、数え上げればキリがありませんよね。
欠点もまた個性として確立できてしまえば、こっちもものというわけです。
ただし、だからといって悪文でもよいというわけでもないので、そのへんのさじ加減は難しいところです。
作風と文体が調和していれば問題ないでしょうが、その見極めは作者ではなく読者に委ねられることをお忘れなく。

では、文章で個性を活かすにはどうすればいいかということになりますよね。
はっきり言ってしまうと、この段階からセンスが幅を利かせてきます。
たしかに理論とか理屈というのもあるにはありますが、それを超えたセンスが文体の良し悪しを決めてゆくのです。
どういう文章がセンスがいいのかといえば、これはかなり端的に言い表せます。

まずリズムですね。文章とはいえ言語は本来音声ですから、読みあげたときのリズムというのはたいせつです。
詩や歌のように小説にもリズムがかなり印象を変えてしまうことが多いんですね。
もちろん俳句のように五七調で統一する方法もありますし、繰り返しや、あえてリズムを乱す方法もあります。

つぎに間です。余韻なんかも含まれます。
じつは文章において間を表現するのは非常に難しいんですね。
音声や映像なら時間を直接使って表現できるのですが、文章では時間というのが直接使えません。
あえて使うなら「――」や「……」なんかの記号を使う手ですが、これも万能ではありません。
非常に難しいものです。

第三に語彙となります。
どういう語句を使用するのかということが作品の印象をがらっと変えていきます。
たとえば「犬」「いぬ」「イヌ」「狗」と同じ動物を指すのであっても、文字が違えばイメージも変わってきます。
漢字にするのか、仮名文字にするのか、はたまた英語など外来語にするのかなどなど
日本語は特に選択肢が多くなっていますので、迷いどころであるとともに個性をだすきっかけとなります。

ということで、文体に個性をだすための基本的な要素は、だいたい以上の3つに気をつければいいのです。
どう気をつけるべきかという点についてはまた次回以降お話しすることになるでしょう。
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