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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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語彙で印象はがらっと変わる【文体技術向上特集5】

3つのポイントの最後のひとつ。今回は語彙についてです。
これは特に説明するまでもなく、わかりやすいと思いますが奥も深いものです。

どういう語彙(言葉づかい)を用いるかで作品の印象はがらっと変わってしまうわけです。
語彙だけでなく、硬い文語調もあれば、柔らかい口語調、レトリックな擬古文なんてものもあります。
類型的なものを書きだしてもたくさんありまして、その組み合わせはまさに千変万化なのです。
そのなかで作者の表現したいもの、作品に合ったものはどんなものをか考えてゆかなくてはいけません。

特に日本語の場合、一人称だけをとっても「私」「俺」「僕」「儂」「自分」「拙者」など漢字だけでも多様で
「私」を「わたくし」「わたし」「あたし」とどう読ませるか、あるいは仮名で開くかどうか
仮名で開くにしても「ひらがな」「カタカナ」と二種類ありますしね。
これが英語だと基本的には「I」のひとつしかないわけですから、大きな違いですし
このアイという一人称を翻訳するときもキャラの設定を考えたりして決めないといけないので一苦労だったりするわけです。

また読者の好みというのもありますよね。
最近よく目立つのが中二病患者が好みそうな単語をあえて使った歌詞なんかウケたりしています。
単語だけで決めザリフになったり、作品を印象づけるキーワードになったりすることも多いので
読者にとってどんな言葉が琴線にひっかかるのかということを頭の片隅においておくとよいでしょう。
ひいてはそれが作者の持ち味、個性につながってゆくこともありますから。

ということで、概略ですが1回ずつ3つのポイントについて説明を加えてみましたがいかがだったでしょうか?
中級者以上には今更な内容かもしれませんが、いまいちど自分の作風を整える意味で再考してみてください。
あと、これも付けくわえておかないといけませんが、とはいえ文体とか文章は意味さえ通じるのであれば
物語を犠牲にしてまでこだわるものでもないということは肝に命じておいてください。

いかに美しい文章、格好いい文体でも、肝心の内容がすっからかんだったり退屈だったりするのでは
本末転倒となってしまいますので、あくまで建築のエクステリア的なものだと割りきってください。
もちろん建築で最重要となる柱や梁、躯体など骨格はテーマやストーリーの部分となります。
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