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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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書かないことで表現する【文体技術向上特集7】

これまではいかに書くべきかについて書いてきましたが、今回はその真逆です。
いかに書かないかについて書きたいと思います。

文章表現では書くことだけで表現するのではありません。
書かないことでしか表現し得ないものもあるのです。いわゆる省略技法です。

それでは、なにを省略するかについて考えてみましょうか。
そのためにはなにを書くべきかについて知る必要がありますよね。
それは一言で説明できるものではありませんが、身も蓋もない表現でいうならば
物語の筋や辻褄があう最低限のことは書くべきだということです。
ですから書かなくていいのはストーリー上、特に重要ではない瑣末な部分だということです。

具体的にいうと、ストーリーやエピソードの契機と結末のあいだにある途中経過であるとか
結末がはっきりしたあとのパートとかですね。
書かなくても読者が書かなかった部分を想像で補えるところです。

なぜ作者が文章として書かないのか、その効果はなにかについても考えてみます。
けっして作者が楽をできるからではありません。それはわかると思います。
書かないことで狙う効果というのは、明示しないことで読者の想像に任せることで
ストーリーが読者の頭のなかでより大きく膨らんでくれることを目的とするわけです。

ですから書かない部分は読者がある程度、いろいろ考えるための道筋となるガイドラインを設定し
かついろいろと想像を膨らませられるだけの余地(遊び)を作っておかないといけません。
ガイドラインがないと読者はどう考えていいのかわからず途方に暮れてしまうでしょう。
ある程度いろいろな解釈が可能となる遊びがなければ、書かないことでの余韻が生まれません。

基本は以上なわけですが、これを実践するのは普通に書く以上に難しいかもしれません。
あらかじめ読者の思考を汲みとって文章に「余白」を作る必要があるからです。
考えてもスキルは身につきませんので、いろいろと試行錯誤して挑戦してみてください。
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