水鉄砲を分析してみる
水鉄砲……最近ではウォーターガンとかウォーターブラスターなんて横文字で呼ぶことも多くなったくらい
カラフルでスタイリッシュなモデルがつぎつぎと登場してきました。
今年もまた日昌晶主催で水鉄砲をみんなで撃ちあって遊ぶオフ会(※)をやろうと考えていますので
きょうはそんな数多い水鉄砲を分類しながら分析してみようという試みです。
※mixiで参加者を募集してます。今年は5回ほどやろうと考えています。参加規模は過去の実績で20~150人くらいです。
まず水鉄砲の分類は2種類に大別できます。
ひとつは【ピストン式】であり、もうひとつは【空気圧式】となります。
ピストン式とは物理的なピストンを使って水を押しだして発射する方式を採用したものです。
空気圧式とは空気圧によって水を発射する方式を採用したものです。
さらにピストン式も空気圧式も形状や機構によって、いくつか細分化していきます。
【ピストン式水鉄砲】
▼単筒型
注射器状の単純なモデル。
昔ながらの竹筒水鉄砲に代表されるもので、ピストン、シリンダー(水室)、マズル(銃口)から成る。
ピストンで直接シリンダー内の水に圧力をかけることでマズルから水を発射する機構。
構造がシンプルなので故障しにくく、威力を高めるのも容易。
ただしタンクがないため基本的には連射できず単発となってしまう。
価格はチープなモデルから長射程強力な高級モデルまで幅広い。
▼トリガー型
主に小型ピストルを模したモデルに多い。
近年まで代表的な水鉄砲で、安価なため市場に大量に出まわっていた。
現在は百円ショップなどで売られているような安価で小型のモデルのみに見られる。
トリガー(引き金)を引く動作がそのままピストンを押す動作に直結されている機構。
本体をタンクにすることでシリンダーに連続して水を送ることが可能で連射できるようになった。
ただし人差指のみでピストンを動かさないといけないためポンプも小型非力で基本性能は高くない。
▼ポンプアクション型
ピストルやサブマシンガン、ショットガンを模したモデルに多い。
最新モデルに多用されている方式で、トリガー型を大型化させて指でピストンを動かすのではなく
腕全体使って銃下部にあるレシーバーによってピストンを動かす機構となっている。
ポンプアクション型は銃でありながらトリガーがないのが最大の特徴となっている。
基本構造は同じだが、各種オプションや可動ギミックなどによりモデルにより様々な特色が見られる。
構造は比較的シンプルで故障が少なく、飛距離や威力も充分な性能を誇る。
ただし操作には両手を使わなくてはいけないので2丁持ちはできない。
▼電動型
中型水鉄砲以上の水鉄砲に多いモデル。
ピストンを人力ではなく電気モーターで駆動させて水を発射させる機構。
電池の続く限りフルオート射撃が可能となっているが、モーターの出力が大きくはないため
残念ながら飛距離や威力についてはあまり期待できないものが多い。
エアタンク型に代わる次世代型として登場したがポンプアクション型にとって代わられてしまった感がある。
【空気圧式水鉄砲】
▼エアタンク型
ここ数年のポンプアクション型が台頭するまで中価格帯から高価格帯にかけて代表的だったモデル。
外見的にポンプアクション型と異なるのはトリガーがあるのと、本体にタンクが露出していることが多いところ。
銃下部にあるレシーバーあるいはレーバーによってタンクに空気を送りこみ加圧し、その圧力で水を発射する機構。
空気圧が一定以上であるうちはトリガーを引くだけで連続して水を放出し続けられるので片手操作が可能。
ただし水鉄砲にしては構造が複雑で、圧力がかかるのでパーツの耐久性や精度も求められるため故障率が高め。
▼CPS型
空気圧式の最終発展型のハイエンドモデル。
エアポンプでタンクに空気を送りこむのではなく、タンクとは別にあるシリンダーに水を送りこむことで
シリンダー内の空気を圧縮し、その圧力で水を発射する機構。
普通の水鉄砲としてだけでなく、シリンダー内の大量の水(200~300cc)を一気に放出するこも可能となっている。
また加圧されるのはシリンダーなので、タンクを開放して水を継ぎ足したり、予備タンクの連結もできる。
もっとも高性能だったが構造も複雑なためスーパーソーカーシリーズでも最高級モデルのみに採用され、
いまでは現行品も存在しない幻のモデルとなってしまった。
以上、水鉄砲を7種類のタイプに分類してみました。
どの水鉄砲がいいかは使いどころによってちがってきますので、一概には言えません。
ただ水鉄砲を友達や仲間と撃ちあって遊ぶということに限って語るならば
海や川など水が豊富な場所では水の補給が無限なので単筒型が非常に強力ですし
公園などで遊ぶならエアタンク型かポンプアクション型でよりタンクの大きいものが有利です。
やっぱり撃つほうも撃たれるほうもびしょびしょになったほうがおもしろいので
水鉄砲の威力(つまり放水量と勢い)は大きいに越したことはないですね。
カラフルでスタイリッシュなモデルがつぎつぎと登場してきました。
今年もまた日昌晶主催で水鉄砲をみんなで撃ちあって遊ぶオフ会(※)をやろうと考えていますので
きょうはそんな数多い水鉄砲を分類しながら分析してみようという試みです。
※mixiで参加者を募集してます。今年は5回ほどやろうと考えています。参加規模は過去の実績で20~150人くらいです。
まず水鉄砲の分類は2種類に大別できます。
ひとつは【ピストン式】であり、もうひとつは【空気圧式】となります。
ピストン式とは物理的なピストンを使って水を押しだして発射する方式を採用したものです。
空気圧式とは空気圧によって水を発射する方式を採用したものです。
さらにピストン式も空気圧式も形状や機構によって、いくつか細分化していきます。
【ピストン式水鉄砲】
▼単筒型
注射器状の単純なモデル。
昔ながらの竹筒水鉄砲に代表されるもので、ピストン、シリンダー(水室)、マズル(銃口)から成る。
ピストンで直接シリンダー内の水に圧力をかけることでマズルから水を発射する機構。
構造がシンプルなので故障しにくく、威力を高めるのも容易。
ただしタンクがないため基本的には連射できず単発となってしまう。
価格はチープなモデルから長射程強力な高級モデルまで幅広い。
▼トリガー型
主に小型ピストルを模したモデルに多い。
近年まで代表的な水鉄砲で、安価なため市場に大量に出まわっていた。
現在は百円ショップなどで売られているような安価で小型のモデルのみに見られる。
トリガー(引き金)を引く動作がそのままピストンを押す動作に直結されている機構。
本体をタンクにすることでシリンダーに連続して水を送ることが可能で連射できるようになった。
ただし人差指のみでピストンを動かさないといけないためポンプも小型非力で基本性能は高くない。
▼ポンプアクション型
ピストルやサブマシンガン、ショットガンを模したモデルに多い。
最新モデルに多用されている方式で、トリガー型を大型化させて指でピストンを動かすのではなく
腕全体使って銃下部にあるレシーバーによってピストンを動かす機構となっている。
ポンプアクション型は銃でありながらトリガーがないのが最大の特徴となっている。
基本構造は同じだが、各種オプションや可動ギミックなどによりモデルにより様々な特色が見られる。
構造は比較的シンプルで故障が少なく、飛距離や威力も充分な性能を誇る。
ただし操作には両手を使わなくてはいけないので2丁持ちはできない。
▼電動型
中型水鉄砲以上の水鉄砲に多いモデル。
ピストンを人力ではなく電気モーターで駆動させて水を発射させる機構。
電池の続く限りフルオート射撃が可能となっているが、モーターの出力が大きくはないため
残念ながら飛距離や威力についてはあまり期待できないものが多い。
エアタンク型に代わる次世代型として登場したがポンプアクション型にとって代わられてしまった感がある。
【空気圧式水鉄砲】
▼エアタンク型
ここ数年のポンプアクション型が台頭するまで中価格帯から高価格帯にかけて代表的だったモデル。
外見的にポンプアクション型と異なるのはトリガーがあるのと、本体にタンクが露出していることが多いところ。
銃下部にあるレシーバーあるいはレーバーによってタンクに空気を送りこみ加圧し、その圧力で水を発射する機構。
空気圧が一定以上であるうちはトリガーを引くだけで連続して水を放出し続けられるので片手操作が可能。
ただし水鉄砲にしては構造が複雑で、圧力がかかるのでパーツの耐久性や精度も求められるため故障率が高め。
▼CPS型
空気圧式の最終発展型のハイエンドモデル。
エアポンプでタンクに空気を送りこむのではなく、タンクとは別にあるシリンダーに水を送りこむことで
シリンダー内の空気を圧縮し、その圧力で水を発射する機構。
普通の水鉄砲としてだけでなく、シリンダー内の大量の水(200~300cc)を一気に放出するこも可能となっている。
また加圧されるのはシリンダーなので、タンクを開放して水を継ぎ足したり、予備タンクの連結もできる。
もっとも高性能だったが構造も複雑なためスーパーソーカーシリーズでも最高級モデルのみに採用され、
いまでは現行品も存在しない幻のモデルとなってしまった。
以上、水鉄砲を7種類のタイプに分類してみました。
どの水鉄砲がいいかは使いどころによってちがってきますので、一概には言えません。
ただ水鉄砲を友達や仲間と撃ちあって遊ぶということに限って語るならば
海や川など水が豊富な場所では水の補給が無限なので単筒型が非常に強力ですし
公園などで遊ぶならエアタンク型かポンプアクション型でよりタンクの大きいものが有利です。
やっぱり撃つほうも撃たれるほうもびしょびしょになったほうがおもしろいので
水鉄砲の威力(つまり放水量と勢い)は大きいに越したことはないですね。
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