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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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コミケという世界最大のセックスの祭典が今年も来る【2】

前回はオタクが大衆化して裾野が拡がることにより、その興味の対象が変化してゆき
ほぼ全ての男性が興味をもつポルノに軸足が移ったというところまで書きましたね。

そしてオタク趣味のポルノ化と同時に「オタクはキモい」というマスコミのイメージも定着しました。
それまでもオタクはあまりいいイメージではありませんでしたが「いい年して子供向け作品が好きな人」とか
「大人になりきれてない人」みたいなイメージだったんですよね。
しかし日本の社会ではポルノ全般というのはおおっぴらに趣味だと公言するものではないし、
あまつさえポルノに執着を見せるような人は軽蔑こそされ、尊敬されることはまずありません。
ところがアニメやゲームが趣味だと公言することは、あまり憚れないものになったのですが
いかんせんオタク趣味=美少女キャラ萌え=ポルノだという誤解も含めた認知も広まってしまったわけですから
「俺はポルノが好きだ。しかも二次元というアブノーマルが好きなんだよ!」なんて言ってるのと
同義になってしまっているために、オタク趣味もまた蔑まれる対象へとなってしまうわけです。

つまりオタク趣味そのものは本来そこまで世間的に忌避されるものでなかったのが
ポルノと融合してしまったがゆえに毛嫌いされるようになっていったわけです。
とはいえ、いまさらオタク趣味からポルノを完全に排除することは不可能でしょう。
ただしオタク趣味も市場が大きくなれば自然と二極化して、ポルノ寄りのものとそうでないものとに分離してゆくでしょう。
かつての「ミルクホール」や「パーラー」なんかと一緒ですよね。
最初は女給(ウェイトレス)のいる喫茶だったのが、やがて売春の温床となって規制が入り
売春とは無関係のアルコールを提供しない「純喫茶」なんて言葉も生まれたわけです。
というよりも分離は階級を生む可能性も濃厚だったりします。
現在もオタク趣味を持ちながらリア充ライフを満喫する層もいれば、その真逆に生きてる層もいます。
現在のところ、この両者を明確に区分する名称はないわけですが、いずれ出てきて
その名前が定着した瞬間に階級は目に見えないながら厳然と成立してしまうでしょう。

将来的には以上の理由から2つのトレンドへと分岐することが予想されます。
どちらも大衆化により「性」へと向かうの同じだと思うのですが
1つは従来以上にオタク趣味は「セックスの代替物」つまり「ズリネタ」化を深める方向、
もうひとつは性は性でも「出会い系」へと向かい、出会いの触媒となってゆく方向ですね。
現在でもこれらの傾向は容易に見られるものですが、より顕著になってゆくでしょう。
どちらに進むのが幸せかはわかりませんが。

十年後のコミケでは西と東で参加する層が完全に二分するようなイベントになっているかもしれません。
晴海で開催していた頃には、今みたいなコミケになるとは思われていなかったように
どんなふうに変化していてもおかしくないのかなと妄想しています。
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