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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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駄プラモの世界へご招待 その1

ミニチュアコンテストの審査待ちの時間、偶然居合わせたフリーマーケットで入手したプラモも紹介します。
プラモといっても、普通のプラモではなく玩具店ではなく駄菓子屋で売る駄菓子ならぬ駄プラモです。
今回はなかなかバラエティ豊かなラインナップを手に入れることができました。
まずは戦利品3点を御覧ください。

駄プラモ01

左から「スーパーロボ1号」、「電撃ウルトラ大怪獣」、「鋼鉄ジーグ」です!
いずれも当時は100円で売られていたのではないかと思われます。
値付けに800とあるのは無視してください……値札シールをはがすと袋も破けてしまうんですよ。
ええ、定価より高く買いましたとも。プレミアものですからw

いつ頃の商品なのかということなんですが、これがちょっとむずかしいんですよね。
鋼鉄ジーグは正規の版権物でありテレビ番組と連動している玩具なのでわかりやすいですね。
ちなみにアニメを宣伝媒体にして関連オモチャを売っていく方式の元祖がこの『鋼鉄ジーグ』だったとか。
当時、視聴率はあまりよくなかったようですが、オモチャはめちゃくちゃ売れたみたいですよ。
オモチャありきのデザインで、各関節がマグネットの球体関節になっているので可動範囲が広く
しかも同規格のオモチャ同士なら手足など組み合わせ自由自在というのが子供に大ウケでした。
下半身が馬になるケンタウロス型のロボットに変身するのもこのジーグが最初です。

閑話休題。『鋼鉄ジーグ』は1975年(昭和50)10月から1976年8月の放送ですし、
続けて第二弾の『マグネロボ ガ・キーン』が始まったことも考えると、
このプラモは1976年に製品化されたので、ほぼ間違いないでしょう。

駄プラモ02

この鋼鉄ジーグのプラモはパーツを見てもらうと、よくわかるのですが駄プラモのくせに非常に出来がいいです。
構造は駄プラモの特徴である「モナカ」という前と後のパーツを挟んで完成みたいな簡単なものですが
すごくプロポーションがいいし、頭部(顔)のフォルムも非常に原作に近い雰囲気です。
4年後の1980年にはバンダイからガンプラも発売されることになりますし
同じくバンダイからは、今でも販売されている宇宙戦艦ヤマトの100円プラモがあったわけですから
さほぼ驚くほどではないのですが、パチモンガンプラのガンガルとかを考えると非常に精巧です。
少なくとも100円の合体ロボシリーズを多数生み出していたアオシマよりも格段に技術レベルが高いです。
もしかしたら、これはバンダイかその子会社で製作されたものかもしれません。
あくまで想像ですが、当時、これだけの造形のキャラものを作れた会社はバンダイくらいだと思うのですが
いかんせん会社名はどこにも書いていません。

しかもタグに「アクション付き」となってまして、組み立て説明図によるとバネ仕掛けで飛びます……頭が!
ロケットパンチのように頭が飛んでいくというシュールな鋼鉄ジーグなのです。
たしかにアニメではサイボーグである主人公が変身して鋼鉄ジーグの頭部そのものになる設定でしたが
それは頭部と胴体が合体するわけで、飛び出すわけじゃないんですけどねw

ちなみにこのプラモはどうも完品ではないようで、金属バネが入っていませんでしたし
よく見ると包装紙のビニール袋も当時のものではないみたいですね。ホチキスも二度打ちされてます。
とはいえコレクションなので組み立てる予定はないから関係ありませんし、いざとなればバネくらいどうとでもなります。


さて、つぎに特定が難しいのが怪獣なんですよね。
いまでは怪獣のプラモというと珍しいのですがゴジラやガメラなど怪獣映画が全盛期だった頃は
ゼンマイで動く怪獣のプラモがバカ売れした時代があったのです。
ガッパといった、かなりマイナーな怪獣までプラモ化されてたくらいですから。

それを踏まえて、この怪獣プラモを見てみると、まず版権ものである©”マルシー”マークがありません。
なので無版権のパチモン決定です。作った会社は株式会社高藤とありロゴには東京の文字があります。
でも当然ながらもうそんな会社は存在していません!

パーツ構成となぜか袋に封入されているカード状イラストを見ると
完璧に宇宙怪獣キングギドラのようですね。短いながら首も3つありますし、顔も悪くない感じで、
尻尾もご丁寧に枝分かれしていて、パチモンながら好感が持てます。
イラストはあるのに組立説明書はないのは、説明するまでもない部品構成だからでしょうか。
かつてヤフオクで台紙ごと出品されていたようですが、それを見るとイラストの通り
このキングギドラとサイボーグ怪獣ガイガンの2種類のみのソートだったようです。

しかし、これがいつ頃売られていたのかというと、ちょっと戸惑うのです。
オリジナルであるキングギドラが映画に登場したのが1964年の『三大怪獣 地球最大の決戦』ですが
ガイガンの登場は1972年12月の『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』なので、少なくとも1973年以降でしょう。
それと、この「電撃シリーズ」とか「電撃ウルトラ大怪獣」というキャッチフレーズを鑑みるに
「ウルトラ怪獣」という言葉はウルトラマン以降のことで1966年以降、
また「電撃」という言葉も唐突に出てきたとは考えられず、おそらく『怪獣総進撃』(1966)の再編集版である
『ゴジラ電撃大作戦』(1972)に由来しているのではないかと想像できます。
またこの電撃シリーズはロボットもあり、こちらは板尾創路主演でリメイクもされた『電人ザボーガー』のパチモノで
ザボーガーは1974年放送であり、弱小メーカーが金型の高いプラモを同時にリリースできる余力はないとすると
ほぼ確定的に1973年の発売ではないかというのが順当なところでしょう。

私としては第一次怪獣ブーム(1966~1968)のときの商品だったらいいなとは思ったのですが
よくよく考えるとガイガンがいる時点で第二次怪獣ブーム期(1971~1974)のものだったようです。
それでも40年前の駄玩具というのは私が生まれる前でもありますがノスタルジーを感じてしまいます。

最後に残ったスーパーロボット1号については長くなったので次回に譲ります。
小説に関係ない話ばかりですみません……
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