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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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自分が普遍的だと思っていることは意外と普遍的ではない

もしも外国人が手書きで以下のような記号を書いたとしたら、あなたはなんと読みますか?
そして状況的には、これは数字であることがわかっています。

    Λ .○

まあ、どう考えても数字とは思えないでしょう。
あなたはわかりましたか? たぶんほとんどの人がわからないでしょう。

実はこの記号のような手書き文字は国(文化圏)によって読み方が変わってくるものなんですよ。

ドイツ人(東欧の一部も)なら、この数字をためらわず「1.0」と読むでしょう。
ドイツ人の書く「1」というのは、アルファベットの「I」と区別するため
極端に1の頭の鈎を伸ばして書くクセがあるんですね。
外国人の書く数字のクセを知らないと、はっきり言って判読できないことって多いんですよ。
ほかにも「4」や「7」に特徴があって、4の場合は横棒と縦棒のクロスするとき右に突き出ないので
まるで三角形の記号のように見えるし、7も日本人は横棒の左に鈎をつけて書くことが多いですが
ほとんどの国では7の斜めの線に水平に1本横棒を引くことが1やIとの区別のためにされます。
ことによると横棒を長く書きすぎることもあって、ぱっと見わからないことが多いですね。

そして欧米以外、アラブ圏において先ほどの記号のような数字は、まず間違いなく「805」と読みます。
どこをどう見てもアラビア数字で「805」とは判読できないですよね。
そうです。アラブ圏ではアラビア数字を使いません!
アラブにおいて彼らが使うのは「インド数字」なのです。

インド数字というのはアラビア数字の元になった数字記号なわけですが
アラビア数字はインド数字をヨーロッパ人が書きやすいように改変したものなんですね。
一応、アラブのほうから伝わった数字ということでヨーロッパ人はアラビア数字と呼び習わしたにすぎないのです。
ということで、当のアラブ人たちは元のインド数字をそのまま使ったので(多少の変化はあるが)
表記方法として、インド数字をほぼ見たこともない日本人にはまったく理解不能となってしまうわけです。
ちなみにアラビア語は右から左へ文章を書いていきますが、数字は逆に左から右に読みます。
これは数字がインドから伝わったので、そのまま記述方法も踏襲されたんですね。

数字というのは漢数字を除けば世界統一だと思っる日本人は非常に多いけど、現実はこのとおりです。
自分たちにとって常識であり普遍的だと信じていたものが、実は狭い世界での常識でしかなかったということは
ままあることであり、こういうことを絶えず意識することも必要になってきます。

今回のインド数字のことについても、ちょっとした推理小説のトリックに使えないこともないとは思えませんか?
読者が抱く常識というのを逆手にとるというのも創作者として腕の見せどころとなります。

あなたは読者の常識をあっさり覆したり、打ち破ったりするような作品を書いていますか?
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