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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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近頃の中学生カップルは……

つい先日のことなのですが、下校途中の中学生を見かけました。
男女2人、どうやら我が母校の制服のようです。
しかも仲良さそうに手をつないでいるではないですか!
なんとも微笑ましい中学生カップルだなと思ったのですが、
私はどうしても違和感を感じずにはいられませんでした。

その違和感の原因というのはですね、この中学生カップルというのが
誤解を怖れずにいうならば、クラスで最も目立たないタイプのふたりなんですよ。
ふたりとも銀縁の眼鏡をかけていて、どことなくオタクのステレオタイプみたいな印象です。

それを見たとき、私の世代としては「ありえない!」と思ってしまうのですね。
私が中学時代に男女交際しているやつなんて、運動部で活躍していてクラスでも大きな顔をしているタイプか
ちょっと不良っぽいタイプのどちらかで、平均的な普通の男子はおろか目立たないタイプ、
つまりスクールカーストでいう最下層の男子にとって男女交際なんて妄想でしかなかったわけです。

それというのも、当時の中学生男子というのは、ほぼ確実に好きになる女の子というのが
クラスで3番人気くらいのかわいい女子に9割以上が集中していたということもあるでしょう。
修学旅行の夜にお決まりの曝露退会で好きな子を順番に言っていくと「おまえもかよ!」なんて
かぶってしまうことがほとんどだったわけですねw

そうなんです。昔の中学生男子なんていうのは、誰しもかわいい子、美人と付きあいたい、
いつかは本当に付きあえると思いこんでしまっていたんですね。かわいいものです。
だからスポーツ万能のイケメン男子も九九さえまともに言えないブサメン男子もみんなそろって
同じ女の子を好きになっていたわけです。
そもそも学校というのは狭い閉鎖社会ですから、噂というものがたいへん重きをなしていまして
「あいつ、あんなブスと付きあってんのかよ!」なんて言われたくないものですから
かたくなに美人志向が強かったということもあると思います。

それがどうでしょう。今の中学生は己の分相応、身の程を理解しているんですね。
昔の男子なら、自分がとてもモデルやアイドルみたいな美人と付きあえないと悟るのは
共学なら高校生くらい、男子校なんて通った日には大学に入ってからですよ。
下手して女子の少ない理系学部から女子社員の少ない職場に就職しようものなら
いい歳した大人になっても、まだそのことに気づかずにテレビに出ているようなタレントや女優を
平気で「ブス」呼ばわりして悦にいっている輩までいるというのにです……

そういえば、AKB48やモーニング娘。のファンって、そういういい歳した大人が多いですよね。
今の若い世代に偶像としてのアイドル自体が不在なのも、みんな若くして妥協することを知っていて
身近な幸せを手に入れているからなんでしょうか?

そういう中でも理想を追い求めて二次元に突っ走ってしまう少年少女も多いわけで、
きっと今の中高生は二極化してしまっていているのかもしれません。
少なくとも今と昔の中高生の恋愛事情とその価値観は大きくちがいそうですね。

そんな中高生を相手に、さてどんな作品を書けば、おもしろいと思ってもらえるのか
ちょっとそんなことを考えながら、中学生カップルを見送る非モテ作家の日昌晶でした。
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