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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

ラノベ創作塾日誌~感性が普通とズレてしまっていると

5回目となりました最速!ラノベ創作塾からのエントリーです。

まだまだ4人とも創作スキルは初級者というよりも初心者なので、じっくり基礎を学んでいっています。
特に少年向けライトノベル志望が3人と多いので、魅力的なヒロインをどうやって描くかについて
より時間をかけているのですが、みんなまだまだという感じなので、いっそうの努力をしてほしいと思っていますが!
実は最近は課題を1つ2つしかみんなやってこないんですよね。さぼりがちのようです。

みんなにも伝えていますが、創作スキルは私が教えるときに成長するものでは断じてありません!
課題に取り組む量と質に比例して創作スキルが上達してゆくわけですよ。
私はただ正しい方向性で努力しているかをチェックしているだけです。
間違った方向で努力してしまってはどんなに頑張ってもゴールに辿りつけないですからね。
なので私は水先案内人のようなものでしかないので、私は軌道修正させるけど上達させるわけではないんですね。
そこのところをもう少し理解してほしいなと。困るのは本人たちで私ではないんですから。

さて個別指導してゆくなかで、それぞれの苦手な点も明らかになってきました。
赤川くんの場合は、やはり魅力的なキャラというものが掴みきれていないようです。
つまりは「キャラが立つ」というところをまだ感覚的にわかっていないんでしょうね。
物語の中でキャラがどう動くかというところまで気がまわっていません。
小説とは物語ですから、魅力的なキャラというのはストーリーやエピソードを通して輝くものなんですね。
なので魅力的なキャラというのは、エピソードが自然と溢れでてくるものなんですよ。
それこそ作者だけでなく、その作品を読んでいる読者であっても。
だからこそ人気作品というのは同人誌など二次創作も多く、それなりにおもしろくなるわけです。
ゆえにエピソードが湧いてこないキャラは魅力に欠けるし、キャラも立っていないことになってしまうのです。

そして上野くんはさらに過酷な至難が待ち受けていました。
何回か指導していて心配はしていたのですが、その不安は的中してしまったようです。
それは何かというと、本人が「おもしろい」と思うポイントが他の人とは決定的にズレているんですね。
個性的であるといえば、それはメリットにもなるわけですが、エンタメ作品というのは
より多くの人におもしろく感じてもらわないとビジネスとして成立しないという制限があるわけです。
1億人に1人が大絶賛する作品より1億人がそこそこ評価する作品でなければならないんですね。
たしかに目のつけどころが人とは違っていておもしろいという人もたくさんいます。
でもそれは「目のつけどころが違う」というのとはちょっと違っていて、単に「視野が広い」人なんですね。
他の人が見ていないところ「も」見えているので、そこに注目させて「ここおもしろいよ!」とアピールするわけです。
感性は普通の人と同じなので、どうアピールすればいいのかもわかるからおもしろいと思ってもらえるんですね。
ところが「感性がズレてる人」というのは、前者と同じく見えているポイントが違うわけですが
それを他に人に共感してもらおうと思っても、それが不可能なんですよ。
たとえば「空が青い」ことがおもしろいと思えてしまう感覚をどうすれば一般化すればいいかを考えてみればいいでしょう。

なのでズレている人は、自分は他の人とは違うことは自覚できても、それを普通の人とも合わせていくことは
かなり至難の業といっていいでしょう。並大抵の努力で克服できるものではありません。
日本人一般はたいていアメリカンジョークをおもしろいとは思わないわけですが
そんな日本人がアメリカ人が抱腹絶倒するジョークを考えるようなものです。いや、それよりもっと難しいでしょうね。
自分はおもしろいとは思えないけど、他の人はおもしろいと思うものを作るって精神的にも酷ですしね。
しかしズレも大きくなければ、どうにかなるというか、かえってメリットになるかもしれません。
またエンタメ作品ではなく純文学路線でいけば、より個性的で成功する可能性も大いにあるでしょう。
今後の展開によって見極めて指導方法を変えてゆくことも検討しています。

次週の課題は全員に「ベタでいいので自分が本当におもしろいと思う簡易プロット」を提出してもらうことにしました。
特にどうしておもしろいと思うのかといった理由についてよく考えて書いてもらうように言ってあります。
さて、この課題を4人はどう仕上げてくるのか今からたのしみにしています。
より成長する人は10も20もプロットを提出してくるでしょう。この場合、質より量のほうが大切ですからね。
いつものように1本しか提出しないようなら、たぶん成長はその分ゆっくりしたものになります。
1本より2本なら2倍、3本なら3倍と作家デビューへの期間はきっと短縮されるでしょう。それだけ努力してるわけですから。

あと書き方についてですが、現段階でのプロットというのは作品と作家の自己PRなんですね。
「自分はこういう物語やキャラがおもしろいと思うんですよ! どうですか? ここ、ここ見てくださいよ! 最高でしょ?」
と勢いよく派手にバンバン訴えかけてくるようなものを書ける人のほうが実力は上です。
ダメな例は過不足なく要求されたものをそれなりに満たそうとするような書き方ですね。
投稿作品に付ける「あらすじ」なんかも同じなんですね。
ストーリーを平板に説明するんじゃなく注目して欲しいところに文章量を割きつつ緩急をつけて書くほうが巧い書き方です。
だからといって物語の結末まで書ききれないとかは条件を満たしてないのでダメですけどねw
数百人も教えていると内容以前にプロットの書き方だけで、だいたいの実力やセンスといったものはたいていわかるものです。
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