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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

ラノベ創作塾日誌~創作のスタート地点を知っていますか?

新メンバー尾崎さんをむかえての2回目にして8月最後の指導が終わりました。
尾崎さんは女性向けライトノベルを志望する女性で、これで塾生の男女比は半々となりました。
男性向けと女性向けと作品傾向はちがいますが、基本となるものは同じであり、
お互い普段は気づかない視点を持っているので、いろいろ刺激しあってもらえるといいなと思います。

さてさていつものように指導も続いていますが、ここ最近はプロットを提出してもらって、それを添削しています。
しかし、どうもみんな巧くストーリーや設定が機能していないんですね。
どういうことかというと、アイデア、設定、キャラ、ストーリーがバラバラでうまく噛みあってません。
うまい具合に相互が絡みあうように設計しないといけないのですが、これがどうもできないようなんですね。
で、塾生にこのことについて質問してみると、どうやら最初の作り方がちゃんとしていないようでした。

創作において、まず作者が思い浮かべるできなのは「どんな作品を作りたいか」ということはわかっていると思いますが
では具体的にどう作るかの手順がちゃんとしてないと、ここが適当だとどうしてもグダグダになってしまうんですね。
私がよく指導する方法としては「クライマックス」の部分をまず考えろと教えています。
どんなキャラがどう活躍するかは、そのクライマックスシーンに凝縮されるからです。
バトルものならどんな感じにかっこよく戦うのかとか、恋愛ものならお互いの思いが通じた瞬間とかですね。
そういうクライマックスをしっかりとイメージしたうえで、そのクライマックスに持ってゆくには
どんな設定が必要なのか、どういうキャラがベストなのか、クライマックスに至るストーリーはどうかとか
逆算してゆく感じで考えてゆくほうが、書いていてブレない創作の仕方なのです。
初心者なら最初から考えてしまうと、そのあとで予定とはあさっての方向に結末がいってしまったなんて経験があるでしょう。
逆算法ならそういうリスクをかなり回避することができるのでオススメです。

さらに細かく見てみると、ふとした思いつきの「アイデア」(たいていは設定とかキャッチフレーズ)から着想して作るのと
おおまかな「ストーリー」の流れ、たとえば「勇者が竜を退治する話」みたいなところから組み立ててゆくタイプがあります。
主人公の人物像から作ってゆく場合もありますが、このようなキャラ先行型は前者のアイデア系の創作法でしょう。
どっちが優れているというわけではないですが、肝心なのはそこのところを核(コア)としてしっかりたもつことです。
この核がブレてしまったり、捜索を進めてゆく段階で薄くなってしまったり、消えてしまうことがないようにしましょう。
核とは自分がなにをやりたいかという大事なものですから、できるだけ明文化しておくべきです。
頭のなかで思い浮かべるだけでは、ぼんやりしてしまって簡単になくなってしまいますよ。

この核を中心にクライマックスを決め、その他の設定を最適化して設計してゆくのが間違いの少ないやり方です。
初心者でも男性に多いまちがいは、自分の設定した世界観設定に埋もれて主人公が身動きができなくなり
結局つまらない陳腐なストーリーになってしまうことだったりします。世界観設定もほどほどに。
また女性に多いまちがいは、メインキャラが多すぎてやはり主人公がしがらみで動けなくなってしまうことですね。
創作において主人公こそが世界の中心です。主人公を動かすのに都合の悪い設定はいりません。
ただし誤解しないでほしいのは、主人公が不利になる設定=都合の悪い設定ではありませんよ。
あくまで創作過程においての主人公の活躍の場を増やせる設定が良い設定であり、その逆が悪い設定です。
だから主人公をストーリー上で徹底的に窮地に陥らせるよう仕向ける設定というのは、とても良い設定なのです。

創作のスタート地点での考え方や書き方は以上のように簡単なのですが、
とはいえ言われてすぐ実践できる人は滅多にいないのが現実世界です。
しかしここをクリアーしとかないと作品の出来は効率の悪い運任せみたいなものになってしまうでしょう。



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