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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

ラノベ創作塾日誌~執筆経験がないときつい?

最速!ラノベ創作塾では、いま自分の作品の方向性の軸を決めてもらっているわけですが、
ここにきてどうにも上手く噛みあってこないのが、女性塾生の遠藤さんなんですね。

遠藤さんは他の塾生とはちがいラノベ志望ではなく、一般エンタメ志望ということになっているのですが
実際のところはどういうジャンル、コンセプトの作品を書きたいかということがまったく決まっていません。
決まっているのでは題材(とある業界もの)だけであり、それ以外についてはまったくの白紙なんですね。
ここまで数ヶ月、休みがちではありましたが、毎回どのような作品の方向性を目指すのかということを質問していたのですが
今になってもまだ決めかねている様子で、このままだと参加していてもあまり身になりません。

本人は小説というものを書いた経験が一度もないので、よくわかってないというのも無理ないかもしれませんが
その程度の基礎の基礎は自分で自学自習で見つけてくれるかなと期待していましたが、残念ながら無理だったようです。
そこで先週あたりから、自分が書きたいものを明確化するためにも、どの新人賞に応募するのかというのを
調べて決めるという課題(?)をだしましたが提出されたのはいくつかの新人賞の「応募要項」をプリントアウトしただけ……
受賞作をいくつか読んでくるようにも伝えましたが時間がないとといって一冊も読むことなく
新人賞のサイトをコピペするにしても肝心のその賞の歴代受賞作や作家については一切書かれておらず
締切日や賞金額などが書かれただけのものを悪びれることなく提出してくるのは、さすがにこれではまずいなと。

また作品のジャンルやコンセプトが定まっていない状態で、主人公キャラ設定の添削をしてくださいとも頼まれたのですが
悲劇なのかコメディなのか、はたまた恋愛小説、もしかしたらミステリーなのかさえわからない状態の段階では
こちらも人物設定の評価なんてものはできないわけですが、それもわかっていないようです。
こちらとしては、たとえばホームコメディの主人公として考えた場合、その設定は活きるかどうかといったことはわかりますが
前提条件がない場合、キャラ設定を読んだとして好悪の基準がないので「ああ、そうですか」としか言えないのです。

このままだと埒があかないので、とりあえずどの新人賞に応募するか決め、その新人賞の受賞作はどのようなものがあるかを調べて
さらにその賞の傾向を鑑みて自分はどのようなコンセプトで作品を書くかを決めてもらい、
まずは短編でも長編でも応募原稿を1本書いてもらおうと考えています。
やはり一度も書いたことがないと、私がここをこうやって工夫するとより効果的に演出できるよなんて
実践的な指導をしても今はほぼ理解することができていないのが、自分で苦労することで実感できるようになってくれるでしょう。

たとえ駄作であろうと、経験として悪戦苦闘、もがきながら作品を紡ぐ経験は無駄にはなりません。
苦労すれば苦労するほど、自分の欠点やつまずきやすいポイントが見えてきます。
そうすることで、改めて指導を受けると自分にたりなかったものに注目できて、それを得ることができるんですね。
はじめっから何もない状態で、ちょっと指導を受けたらすべて吸収できるような天才は
自動など受けるまでもなく、何冊かお手本の作品を読めばさっさと傑作を書いてしまいます。
もし何冊か読んで本質とコツを理解し、すぐ受賞レベルの作品を書き上げられる天才でなければ
できるだけ苦い執筆経験によって、自分の欠点を洗いだしてみましょう。それこそが次回作の成功の鍵になります。



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